サークル「みみすま福耳旅団」さんの「月陽の館~癒しの口づけ」のレビュー記事になります。
あなたのつらい気持ちを一生懸命癒やしてくれ、いつのまにかヒロインのベーゼに恋してしまうこと必至な癒やしのキスに超特化した作品。だんだん心に染み込んでくる彼女の囁きとキス。お互いの魂が溶け合うゆったりとしたえっちは忘れられない思い出になります。
作品データ&基本情報
作品レビュー
サークル「みみすま福耳旅団」さん待望の2作品目!前作「ミスミとキミの幸せな浮気性活」とは全く違う方向性。100%癒やしに全振りしたキス特化のゆったりまったりじっくりスローセックスが楽しめます。
ミスミとの情欲に溺れる激しいセックスも良いものでしたが、こちらはゆったりリラックスしながら癒やされる、心が苦しくなってきたときの清涼剤としてものすごく効果のある作品となっています。
そして全然違う方向性でありながらヒロインのベーゼを演じるのは前作のミスミ役と同じくつばきりむさん。同じ方が演じているとはわかりつつも、方向性の違いに感心させられてばかりです。声優さんって本当に凄い。(小学生並みの感想)
今作についてみみすまさんも語っていらっしゃいましたが、マイクに対する声優さんの立ち位置は全てつばきりむさんにお任せしているとのことで、お互いの距離感やアングルもアドリブによる臨場感が良い感じです。
つばきりむ様の熱すぎるCi-en投稿必見です‼️
— みみすま福耳旅団@同人音声サークル (@mimisumafukumi2) December 5, 2025
今回お願いさせていただいたほぼ全編つばきりむ様による匠のアドリブASMRマイク移動だけでなく随所のアドリブや凄まじすぎる長尺キス収録と、想像もつかないような凄い収録で圧倒されちゃって。
その後の特典寝息トラックでの迫真の睡眠……。…
しかしそれだけじゃないんです!効果音の編集が声優さんの技量にかけ合わさります。衣擦れの音はもちろん、ベッドの軋み一つ一つが音声の移動に合わせて鳴るため、没入感が恐ろしく高くなります。目を開けたら実在していた筈のベーゼが消えてしまうのでは…という気持ちにさえなってしまいました。
オススメポイント!
傷ついた魂がたどり着く場所で癒やしを得られるという設定が素晴らしい!
きっと社会で戦う諸兄であれば誰でも傷ついているであろう魂…
ヒロインのベーゼはそんなあなたを癒やすために、月陽(つきあかり)の館で給仕をする新人のエスコートガールです。あなたの魂を感じている段階からあなたに惚れていて、実際に会ってみたら本当に嬉しそうにしてくれる。そして全力であなたに癒やしを与えてくれます。
何度も優しい言葉をかけてくれて、何度も優しいキスを交わして、本当に魂に染み込んでくるような囁きの調べが心地よく…
![【超癒しの甘々全肯定&キス特化】月陽の館~癒しの口づけ [みみすま福耳旅団]](https://h-ero-library.com/wp-content/uploads/RJ01510552_img_smp3.jpg)
「今日は、私の声を聞いて、私だけを見て……他のことは全部忘れて、楽しんでいってくださいね。ね……? あなただけの私になるから。今だけは、あなたも……私だけのあなたになって?」
あまりの癒やされ具合に、「これは一気に全部聴ききってしまってはいけない…!」と自制してしまいました。一度の週末でエンディングを迎えてしまうのは勿体なさすぎる作品だと思ったのです。
私がこの作品を購入したのは土曜日。つまり週末。この土日で全て聴きってしまうと翌週のベーゼロスに耐えられないのではないか…という懸念もありますが、月曜日から金曜日まで働いて疲れたところで聴くのが一番効果があると考えました。(仕事終わりのビールがウマいのと方向性は違えど同じ理屈でしょうか)
そう考えた私は平日の激務に耐えて金曜日の夜を迎え、よりよい環境で癒やされるために帰宅後の家事諸々をすぐに片付け、お香も焚いて準備OK!という最高のリラックス環境を整えて没入することで、作品のもつポテンシャルを更に引き出すことに成功しました。
その後、おまけトラックの寝息音声を流しながら寝るまでが一連の流れ。おかげで気持ちよく土日を迎えることができました!
これはクリスマスやバレンタインで気持ちがつらくなる時期にも使えるライフハックだと思うので、そういうタイミングにもベーゼのことを思い出して癒やされようと思っています。
今作もBGMの効果がよき…
前作もそうでしたが、みみすまさんの作品はこの手の音声作品には珍しくBGMを積極的に採用しています。今作は前作以上に多く使われており、主にリラックスできるクラシック曲が使われていました。
しかし、ずっと鳴りっぱなしというわけではなく、場面によってON/OFFを切り替えているようで、音声の大事なところではBGMがなくメリハリがちゃんとしています。どこまで凝った作り込みなんだ…
いやしかし、個人的にはダッタン人の踊りが大好きな上に、めちゃくちゃいいシーンでこの曲がBGMとして流れるので、ダッタン人の踊りを聴くだけでベーゼが頭に浮かんできて切なくなってしまいます。というか仕事中に脳内BGMとしてダッタン人の踊りが勝手に流れてきてベーゼが…(無限ループ)
本当にどうしてくれるんだ。
おまけの小説が切なくて苦しくて…
おまけとしてこの作品の前日譚の小説が同梱されています。ネタバレになるので何も書けないのがもどかしいのですが、本当によいものでした。
本編を聴いたら読まずにはいられないので、わざわざ読んでくれと言うまでもないとは思いますが…
シンプルに音声作品の本編だけでも最高に癒やされるのに、余韻に浸りながら読む小説がまた良くて…そしてこっち方面の作品も書けるのかと引き出しの広さに感心仕切りでした。
つらさを見せられる相手がいない人はマストバイ!
この厳しい社会環境で生き抜く強さを持ち合わせていたとしても、心の傷、いわゆるストレスは蓄積していくものです。それを癒やしてくれる相手がいない。(たとえ彼女がいたとしても弱みを見せ難い)という方には本当にオススメしていきたい作品です。
最後にどうでもいい話で恐縮ですが、この記事のタイトルに “un baiser guérisseur” はフランス語です。baiser(ベーゼ)という単語を使いたくて無理矢理フランス語を…
もし作品を聴いてみて、「なんか無理してフランス語を書いているやつがいたな~」と思い出してくださったなら、翻訳してみてください。
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